2023年春に公開された映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を4DXで見に行ってきました。
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」はマリオに関するゲームを知っているほど、映像で流れている部分がどのゲーム作品なのか当てることができることに気づきました。
そこで、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の映像の中で、出てきたキャラクターの演出について、どのゲーム作品から出ているのかをまとめました。
ゲーム作品の出典や演出について知っておくと、友達に自慢ができたり、ゲームをオススメすることができます。
この記事では、ストーリーの説明はしませんが、各キャラクターの関係性や演出についての関連するゲームのタイトルを紹介しますので、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のネタバレが嫌な人はブラウザバックをお願いします。
はじめに
はじめに、主なキャラクターの登場については「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の公式サイトを確認してください。
公式サイトの「キャスト」では、以下のキャラクターが映画に出ていることが分かります。
これらのキャラクターが出ているということは、関連するキャラクターや作品が出てくるということで、以下にまとめました。
関連するゲーム作品
映画に出てくるキャラクターや演出の出典(ゲームタイトル)について、ゲームの発売日順で紹介します。
ドンキーコング
映画の序盤で3人が会話をしているシーンで、アーケードゲームが映っている部分があり、そのゲーム画面が「ドンキーコング」です。
元々はアーケードゲームで、ファミコン版はその移植になっています。
このゲームは、ドンキーコングが上からタルを投げて、操作するマリオはタルや敵をジャンプやはしご等で避けながら上を目指すゲームです。
マリオがはじめて登場したゲームです。
当時は「マリオ」ではなく「ジャンプマン」という名前でした。
また、映画でドンキーコングとマリオが戦った場所について、タルの描写はありませんでしたが、ステージ自体の構造は「ドンキーコング」が元ネタになっています。
※足場が鉄骨状になっており、横から見ると分かります。
以下の映像がその場所です。
また、映画でテレビの中継で映っていた女性についてもこの作品から出ていて、最近のマリオのゲームだと「スーパーマリオ オデッセイ」で登場しています。
スーパーマリオブラザーズ1〜3
映画に出てくるほとんどのキャラクターがこの作品で登場しています。
このゲームではマリオは1P、ルイージは2Pの操作で登場しています。
原作では、ピーチ姫はクッパにさらわれたストーリーになっていて、ボスはクッパですが、最終ボスを倒すまではキノピオが救出される設定になっています。
「スーパーマリオブラザーズ2」では、前作より難易度が高くなっていて、マリオシリーズの中では上級者向けになっています。
また、映画では青色のキノコを食べると小さくなるシーンがありますが、これは2で出てくる毒キノコがはじめて小さくなる設定でした。
ただし、当時のゲームでは、体が小さくなる ≒ 弱くなる で、チビマリオの状態で触れると死んでしまいます。
3では、マップ画面とアイテム要素が加わり、マリオシリーズの基盤とも言えるゲームになっていて、口から火の玉を出すパックンフラワーがはじめて登場した作品でもあります。
1、2でもパックンフラワーは存在しますが、現在のデザインとは異なっており、口から火の玉も出しません。
なので、3が現在のデザインと一番似ているパックンフラワーです。
3からは横スクロールだけでなく、飛べる要素や水中で深くまで潜れることができるようになったので操作性が格段に上がりました。古いマリオ作品の中では、おすすめしたいゲームです。
光神話 パルテナの鏡
マリオが部屋でゲームをしているシーンがありますが、ゲームをしている作品は「光神話 パルテナの鏡」です。
スーパーマリオワールド
スーパーファミコン初のマリオ作品で、カメックとマグナムキラーが初登場する作品です。
カメックはクッパ城の道中で登場するので、はじめて見るまでに時間がかかります。
マグナムキラーはプレイ開始直後、マップの左側から進むと(ヨースターとう コース1で)すぐに見られます。
カメックとマグナムキラーは「スーパーマリオワールド」に登場して以降、2D作品には出ておらず、次に登場したのは「New スーパーマリオブラザーズ」シリーズ、「スーパーマリオギャラクシー」などといった3D作品から急に出番が多くなり、3Dの印象が強いです。
なので、”カメックとマグナムキラーは「スーパーマリオワールド」から出ている” という説明ができる人は昔のマリオに詳しいかもしれません。
スーパードンキーコングシリーズ
ドンキーコングが初主人公(操作)になった登場作品です。映画のワンシーンでディディーコングも登場しましたが、ディディーも相棒として初登場しています。
また、映画で国王様として登場しているクランキーコングもこちらで初登場しています。
当時のスーパーファミコンのグラフィックは2Dの描写が当たり前ですが、スーパーファミコンのドンキーコングシリーズではポリゴンを作って3Dでグラフィック管理をしていたので、当時の技術としてはとても新しいことをしていました。
グラフィックについては、当時の公式攻略本などを確認すると、技術的な説明が書かれてあり、私は子供の頃にこのゲームを遊んで、大人になって攻略本を再度見直すと面白かったです。
「ドンキーコング2」では、ドンキーコングを助けるためにディディーコングが主役で登場していますが、映画で観客として登場したディクシーコングも相棒として初登場しています。
ドンキーコングシリーズの中では今でも有名な作品で、曲もアレンジされるほど人気なので、ドンキーコングシリーズの作品を楽しんだことがある人は一度でも遊ぶべきです。
その他、「ドンキーコング64」や「ドンキーコングリターンズ」以降の作品でも、おなじみのキャラクターや建物が元ネタになっています。
※映画で出たものが多すぎて割愛。
マリオカートシリーズ
マリオ達がカートに乗って走るシーンがありますが、マリオカートシリーズが元ネタです。
映画で走っていたレインボーロードは、初代の「マリオカート」からあります。
初代のレインボーロードはブロックを敷き詰めたデザインになっているので、目がチカチカして見づらいコースになっています。
映画で青甲羅が出てきたシーンがありましたが、初代のマリオカートでは青甲羅がまだ実装されておらず、マリオカート64ではじめて青甲羅が実装されました。
カートを選ぶシーンがありましたが、カートが選べるようになったのは「マリオカートダブルダッシュ」からで、各パーツの組み合わせを選べるようになったのは「マリオカート7」からです。
また、ピーチ姫はバイクに乗っていましたが、バイクに乗れるようになったのは「マリオカートWii」からです。
空中を飛べるようになったグライダーについては「マリオカート7」から実装されました。
重力を無視したような走行については「マリオカート8」が元ネタです。
マリオカートシリーズの最新作なので、是非遊んでみてください。
ヨッシーアイランド
マリオとルイージが子供の頃のシーンがありますが、この姿の元ネタが「ヨッシーアイランド」です。
このゲームでは、操作するのはヨッシーで、ベビーマリオと一緒にさらわれたベビールイージを助け出す話になっています。
ヨッシーの作品では有名なゲームで、やりごたえがあるのでおすすめしたいゲームです。
スーパーマリオ64
映画の序盤でペンギンが出ますが、ペンギンの初登場はスーパーマリオ64で、親とはぐれた子ペンギンを連れてくるミッションや、ペンギンレースで出てきます。
ゲームデザインをそのまま使っていませんが、ペンギンの元ネタの最初が「スーパーマリオ64」です。
その他にはマリオカートシリーズやマリオパーティシリーズ等でもペンギンを見ることができます。
ペンギンの他に、結婚式のシーンでボムキングがいましたが、ボムキングも「スーパーマリオ64」です。
映画で海に落ちたシーンでウツボが出てきましたが、これも「スーパーマリオ64」です。
また、マリオのアクションでは、壁キックができるようになったのも「スーパーマリオ64」です。
新しいアクションと新しい敵キャラクターが次々と追加、更に3Dもはじめての作品なので、当時クリアするのに苦戦した人は結構いると思います。
ルイージマンションシリーズ
ルイージがマリオとはぐれて、暗いエリアを怖がりながら歩いているシーンがありましたが、これは「ルイージマンション」が元ネタです。
「ルイージマンション」では、マリオがいなくなってルイージがオバケ退治をしながら助け出す話になっていますが、ルイージの嫌いな「オバケ」がこの作品からきていて、ゲームでも怖がりながらオバケ退治をしています。
最新作は2019年にSwitchで3が発売されています。
大乱闘スマッシュブラザーズDX
映画でヨッシーの大群が走るシーンがありますが、この元ネタは「大乱闘スマッシュブラザーズDX」のオープニングに一致する場面があります。
「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズでは、フィギュアやシールを集めることで、過去の作品ついての説明が沢山あるので、大乱闘スマッシュブラザーズからマリオのゲームを知ることも一つの手段です。
対戦ゲームが好きな人には「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズをやり込めれば、任天堂の殆どの作品(キャラクター)を知ることができるのでおすすめです。
最新作はSwitch版の大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALです。
スーパーマリオギャラクシー
ルイージやペンギン達が囚われているシーンで、水色の星型のようなキャラクターが会話をしていましたが、このキャラクターは「スーパーマリオギャラクシー」のチコです。
(正確にはルマリーという名前)
スーパーマリオギャラクシーでは、よろずやとしてお助けアイテムがもらえる役目になっていますが、チコ本来の役目は、チコ達が沢山集まってビッグバンを起こし、最後には新しい星になります。
映画では、死を受け入れるような話をしていて印象が悪いように感じましたが、元ネタを知っているなら”新しい星が生まれるのであれば死を受け入れるのは当然”と推測できます。
ただ、この件については映画で謎が深まるばかりなので、それ以外は追求できず。。。
映画で終盤の発言も不気味でしたので、気になる人は映画で確認してみてください。
チコから話を外して、ピーチがアイスで攻撃しているシーンがありましたが、この元ネタも「スーパーマリオギャラクシー」が初登場です。
アイスフラワーに触れると一定時間、アイスを放って攻撃したり、足元の水を凍らせてスケートのように滑りながら前へ進むことができます。
スーパープリンセスピーチ
マリオだけでなく、ピーチ姫も主人公になっているゲームが「スーパープリンセスピーチ」で、映画でマリオを指導しているシーンではこの作品の印象が強いです。
スカートでの空中浮遊についは「スーパーマリオUSA」で初めてしました。
「スーパーマリオUSA」ではキノピオもはじめて操作できる作品なので、映画でマリオ&ピーチ&キノピオが一緒に歩いているシーンでは「スーパーマリオUSA」を思い出した人がいるのではないでしょうか。
スーパーマリオ オデッセイ
映画でクッパが強制的に結婚式を挙げたり、タキシードになっているシーンがありますが、これは「スーパーマリオオデッセイ」が元ネタです。
結婚式を強制的に挙げることについては原作通りの設定です。
また、「スーパーマリオオデッセイ」では衣装を収集して見た目を変更できるシステムがあり、amiiboで入手した衣装については、一定時間無敵やコインの場所が分かるなど、効果も得ることができます。
amiiboは以下で購入することができます。
このゲームもボリュームが多いので、最近のマリオの作品ではやりごたえがあります。
その他のゲームについて
他にも元ネタになっているゲームが沢山あります。
私が確認できたのは以下の通りです。
その他にも元ネタが沢山あり
私が元ネタを確認できたのは、これまでに書いた内容のみです。
私はファミコンよりもスーパーファミコン世代のため、古い作品のネタが多くあるかもしれませんし、2010年以降は任天堂のゲームをあまりやらなくなったので見落としている部分もあります。
ちなみに、初見で4DXを観た理由は、ストーリーよりもアトラクションとして楽しみたかったからです。
戦闘やカート走行中のシーンでは、迫力のある揺れが楽しめて良かったです。
※通常の劇場だと物足りなさを感じたかもしれません。
各ゲームを遊ぶには?
映画で登場したゲーム作品について、実際に遊ぶには以下の方法があります。
ニンテンドーSwitchオンラインに加入する
ファミコン〜64までの作品については、Switch本体を購入して、ニンテンドーSwitchオンラインに加入することで、すぐに楽しめます。
\Switch本体を確認する/
ニンテンドーSwitchオンラインの加入について、少しでも安く加入するには通販サイト、特に、ポイントが還元できるサイトで購入することがおすすめです。
私は普段、楽天ブックスでニンテンドーSwitchオンラインのプリペイド番号やオンライン利用券を購入して、安く手に入れています。
\安く購入する/
ダウンロードについても、任天堂公式通販やコンビニ等で購入するよりも、通販サイトで売られている、ダウンロードカードを購入することをおすすめします。
\ダウンロード版の一覧を見る/
\高額キャッシュバック実施中!/
当リンクからのアクセスでキャッシュバックが適用されます!