2023年4月9日(日)に 名古屋モーターサイクルショー2023 へ行ってきました。
名古屋で開催されるのは今回で2回目で、私は開催3日間のうち最終日に行きました。
この記事では、名古屋モーターサイクルショー2023 の会場の雰囲気や MT-03 乗り目線でのバイクレポートになります。
私は MT-03 しか乗ったことがないので、各バイクに乗った時に MT-03 と比べての率直な感想をまとめています。
スペック等の詳細については取り上げていないので気軽に読んでいただければ幸いです。
現地までのルートについて
名古屋モーターサイクルショー2023 の開催場所は 愛知国際展示場(Aichi Sky Expo)ですが、ここへバイク(車)で行くには必ず高速道路を利用しなければならないので、ETC で通過しました。
“利用する場所”というのは
りんくう本線料金所 ⇔ 東セントレアIC
を意味します。
この りんくう本線料金所 はセントレアへ向かうために利用する自動車が多いので、大規模なイベントがある場合に渋滞が起きやすいです。
私は13時頃にりんくう本線料金所 をETCで通過しましたが、昼過ぎでも一般ゲートで渋滞が起きていたので、スムーズに通過できる ETC をおすすめします。
駐車場の様子
バイクのイベントなので、来場者の殆どがライダー。
愛知国際展示場の駐車場はバイクのカタログのようにズラリと並んでいました。
この画像は一角にしか過ぎず、四方八方バイクばかりでバイク乗りにとっては会場へ入場する前から楽しめました。
写真の撮影場所は中央に駐車場が眺められる高台(フォトスポット)が設置されていたのでそちらで撮影しました。
駐車場の一部エリアでは最新バイクの試乗会を開いていて、走っている様子が楽しそうでした。
入場料について
当日券は2,000円ですが、前売り券は1,600円でした。
そして、高校生以下と女性はなんと無料!
なので、会場内では家族連れもよく見かけ、子供とバイクを一緒に撮影されていて賑やかでした。
チケットの購入について、入り口から少し離れた場所でチケット売り場があるのでそちらで購入しなければなりませんが、私は無料対象者だったので看板のQRコードを読み取って入場手続きを済ませました。
スタッフに入場チケット or 入場手続きの完了画面を見せることで入場ができました。
会場内の様子について
14時頃に入場しましたが、バイクメーカーのブースは常に人集りでした。
特に国内メーカーについては Honda の待機列が一番多く、次に Kawasaki が多かったです。
YAMAHAについては待機列の場所があるものの私が訪れた時には列がなかったのでスムーズに入ることができました。
SUZUKIについては刀に対しての待機列ができていましたが、それ以外は空いていました。
↑並んでいないように見えますが、右側に複数名の待機列あり。
その他のメーカーも空いていましたが、各バイクの跨りに2人ほど待機する場合があります。
バイクメーカー以外に用品や観光協会、教習所、バイクに関するサービス等を扱う出展がありました。
壁側がバイクメーカーでそれ以外が中央に配置されていたので分かりやすかったです。
屋外では最新のバイク試乗会、プロのトライアルデモンストレーション等の見応えがあるイベントが開催されていました。
バイクのレビュー
ここからは私が実際に各ブースに訪れてバイクに跨った感想をまとめました。
私はYAMAHAが好きなのでYAMAHAメインのレビューが多く、それ以外は空いていたブースにのみ訪れました。
更に、今まで跨ったことのあるバイクは
・MT-03(マイバイク)
・YZF-R3
・HondaとYAMAHAの原付二種以下
と少なく、詳細レビューは語れないので淡々としたレビューになっています。
YAMAHA
会場内に入って速攻でYAMAHAブースに訪れました。
人が多くてすぐにバイクに跨がれなかったので、先にお手に触れられないバイクを眺めていました。
まずは YZF-R1。
2022年全日本ロードレース選手権シリーズ
JSB1000クラス
中須賀選手仕様車両
スポンサーがついているだけでかっこいい。。。
こちらは E-vino。
実物の電動を初めて見ました。
お洒落で可愛いですね。
まだ市販されていない
MT-125 もありました。
2枚目の写真では風防スクリーンが搭載されていました。
スクリーン有無だけで見た目の印象が結構変わると思いました。
ここからは実際にバイクに跨りました。
まずはMT-25。
あまりにも興奮してしまったので、MT-25だけ本体を撮影し忘れていました←
私の MT-03(2020年式) と乗り心地は変わらず、素直に曲がってくれる訴えを感じました。
体型が小さいほど乗り心地が良いのでおすすめです。
身体が大きいと窮屈かもしれません…
タンクが大きいので400cc以下のバイクではニーグリップがしやすいです。
自然な形でニーグリップするようになります。
2020年式からはフル液晶メーターになって以降、細かい部分以外は変わっていないので、新型に跨った時の印象は私のバイクと変わらずでした。
次は MT-07。
大型自体、触れたことがなかったので恐る恐る跨がりましたが…
何コレめっちゃ心地いいじゃん!!
MT-25と比べて、シートの幅が広くなったのとタンクが更に大きくなってニーグリップがしやすいので、とにかく心地良かったです。
大型に跨るのが初めてだったので、シート高が約20mm高かったことに一番不安がありましたが、つま先がついて安定していました。
重さも400ccクラスの教習車(CB400SF)より約20kg軽いので、大型免許取得後に乗るバイクとしては初めてでも不安がないと思います。
(とても扱いやすそう)
後ろのシートが長距離ツーリングに適したシートにカスタムされていました。
後ろも試しに乗ってみましたが、純正よりも良かったです。
大型免許を持っていなかったので「MT-03で十分でしょう」と思いましたが、正直、大型免許を取得していたらMT-07を納車していたと思います。
そのくらい素晴らしさを感じられました。
なので、MT-07乗りが「MT-07はイイゾ~」と自慢している意味がよく分かりました。
※MTシリーズ自体良いと思います。
続いて MT-09。
MT-07より更に一回り大きくなり、私の体型では両足で支えるのに一苦労しそうです。
つま先が地面にギリギリ届きます。
なので、MT-09 からが大型らしいバイクで、私の体型ではこれ以上は手に出せないなと思いました。
そして、MT-10。
The King of MT でした。
私には扱える自信がない。。。
MTシリーズから離れて、他の種類へ。
まずはYZF-R25。
MTと部品が殆ど同じということで、親近感がありました。
足つきも変わらず。
MTの場合、標準で風防スクリーンがないので高速道路の走行でバイクにしがみつくのに必死になりますが、YZFは走りやすそうです。
YZFといえば青色の印象が強かったのですが、紫の方がかっこよくて好みです。
続いてはYZF-R7。
MT-25 → MT-07 と同様で、YZF-07 も乗り心地が良いなと思いました。
ただ、私の体型では MT より足つきがほんの少し悪かったです。
それでも気にすることではないので、YZF 乗りだったら R25 より R7 選びたいです。
そして、YZF-R1。
ネイキッドしか乗ったことがないので、スポーツタイプのこの大きさでは MT-10 よりも扱いが難しいと感じました…
MTと比べて見た目はそれほど大きくないと思いましたが、ハンドルを握ると前のめりの影響でMTよりタンクのインパクトが強くて、怖くなりました。
これを綺麗に乗り回している人を見かけると尊敬します。
YZFシリーズを離れて、TRACER9 GT。
比較 | TRACER9 GT | MT-09 | MT-10 |
---|---|---|---|
シート高 | 820mm(低い位置) 835mm(高い位置) | 825mm | 835mm |
重量 | 220kg | 189kg | 212kg |
燃料消費率 | 30.5km/L | 30.4km/L | 23.8km/L |
燃料タンク容量 | 18L | 14L | 17L |
大型MTと比べて更にサイズが大きくて扱いづらそうと思いましたが、意外にも身体と相性が良くて気に入りました。
MT-09 より好みです。
長距離ツーリングなら MT-09 よりも TRACER9 を選ぶかなと。
ただし、重量が220kgと圧倒的な重さなので、取り回しに自信無し…
続いて、XSR900。
TRACER9 GT と MT-09 の良いとこ取りな印象があり、こちらも身体と相性が良かったです。
見た目の大きさと違って、跨った時はスリムに感じて重量193kgにしては取り回し良いのかなと思いました。
シート高も MT-09 より 15mm 低いので足つきも MT-07 の次に良かったです。
MT-07 の次に気に入っています。
三輪で有名なトリシティ155。
“三輪“というだけで安定抜群だと思いました。
大きくもなく小さくもなくちょうど良いサイズです。
大型に負けないくらいの便利で豊富な機能が備わっているので、楽しい運転ができそうです。
時は来た… Ténéré700。
跨るのは楽しかったけどそれ以外は身体が拒否っていました。
まず、地面に足が全然届かない…
股下あと3cmほど足りなくて、両足で支えることが不可能でした。
足がぶらぶら状態。
ハンドル周りのボタンの数も今までのバイクとは大違いで、ゲーム好きな私でも扱える自信ゼロ。
練習しなければならないバイクだなと思いました。
他の人達も「足が届かない」や「スイッチ分からない」など、笑いながら沢山感想を言い合っていて眺めるだけで楽しかったです。
跨った時にサスペンションがよく効いていたところがとても印象に残りました。
YAMAHAブースの出口で、ヤマハバイクレンタルのユーザー登録でノート(ノベルティ)がもらえました。
今のところレンタルする予定がありませんが、将来とても暇になった時は利用するかもです。
※その時は当ブログでレビューしてみたい。
SUZUKI
SUZUKIブースも混んでいなかったので、殆どバイクに跨ることができました。
全体の印象としては、スポーツタイプよりVストロームを推している印象がありました。
なので、触れられるVストロームとは別のVストロームが飾られていました。
最初に跨ったのはVストローム250。
私がはじめてバイクを買う時に検討していたバイクでもあります。
大きな風防スクリーンが印象的で、MT-03 と比べて高速道路は走りやすいのかなと思いました。
カーブも走りやすそうです。
※申し訳ないけどこの点についてはMTシリーズの方が曲がりやすいと思っています。
ハンドルを握ってみましたが、MT-03 より若干前の位置にあり、椅子に座ったような正しい姿勢になるので長時間の走行は疲れなさそうです。
バイク名 | 税込み価格 |
---|---|
MT-25 | 632,500円 |
MT-03 | 687,500円 |
Vストローム250 | 646,800円 |
https://www1.suzuki.co.jp/motor/
MT-25, MT-03 とほぼ変わらない価格で主要装備がしっかりしているのと、カスタムしやすいところが良かったです。
続いてはGSXシリーズ。
まずは GSX-R125。
排気量が125ccですが、シート高が785mmと YAMAHA の YZF-R25 と比べて 5mm高い ので足つきが少し悪くなるかなと思いましたが問題ありませんでした。
YZF-R25 より乗り心地が良かったです。
少しコンパクトになっているところが私の体型と合っていました。
なので、GSXシリーズはYZFシリーズと比べて好みです。
ということで GSX-250R へ。
こちらもシート高が更に5mm(790mm)アップしていますが、何故かYZF-R25より足つきがよく感じます。シートの設計が関係しているかなと。
SUZUKIのバイクは安い価格でありながら跨った時のフォームが良くて、初心者が好きになるのも納得できました。
YZFと悩む人が多くいますが、私の場合、スポーツタイプのバイクを買うなら GSX-250R を買うと思います。
大型の GSX-S1000 にも跨がりました。
バイク名 | シート高 |
---|---|
YZF-R1 | 855mm |
GSX-S1000 | 810mm |
https://www1.suzuki.co.jp/motor/
YZF-R1 よりタンクの象徴が小さく、シート高が810mmと1000ccクラスの中では低い形状になっているので、1000ccの中では扱いやすいバイクだと思いました。
私としてはネイキッドの1000ccクラスよりも GSX-S1000 に興味が深まりが出ました。
公式サイトの画像だけではバイクの特徴が分からないものですね…
GSXから外れて、ジクサーSF250。
私がはじめてバイクを買う時に ジクサーSF250 も検討していました。
シート高が800mmと GSX-250R より10mm高いので、検討していた当時は不安があったので一番最初に断念したバイクでした。
バイク名 | 重量 | 燃料消費率 国土交通省届出値:定地燃費値 |
---|---|---|
GSX250R | 181kg | 41.0km/L(60km/h) |
ジクサーSF250 | 158kg | 44.5km/L(60km/h) |
実際に跨ってみると、シート高は高いとは思えないほど足つきが良かったです。
※とはいえ、”かかと”はつかず。
ハンドルをつかむと前かがみになりますが、スポーツよりネイキッドっぽい乗り心地で面白かったです。
ここまで経験すると、SUZUKI製についてはシート高が800mmであっても小柄な私でも安心できるということが分かり、ブースに訪れて良かったです。
その他のブースについて
他のブースは跨がらずに様子だけ見ました。
それらの様子を淡々とup…
トライアンフの
STREET TRIPLE 765 MOTO2™ EDITION。
ロイヤルエンフィールドの
Interceptor 650
ベネリの
LEONCINO 250。
ベネリの電動アシスト自転車
mini Fold 16
バイク以外の製品も展示していると興味が湧きますね。
プロト(PLOT e-vision)の
電動バイク。
タイトジャパンの
モーターサイクルトレーラー
バイク本体以外では、一番目立っていました。
トラックの荷台ではないのでスムーズに積載できるのと、便利で安全性の高い機能が揃っているので車と一緒に移動するには良い製品だと思います。
ウラルのバイク本体とサイドカー
こちらのブースも目立っていて、子供をサイドカーに乗せて記念撮影している家族が多かったです。
サイドカーの後ろに設置されているタイヤの下はトランクになっていて、荷物が入ります。
私が会場内にいた時間で、ステージでは地元youtuberのトークショーをしていました。
共感はできるけど、個別で本音を伝えたら、ま~傷つくでしょうね
イベントに参加し終えての感想
バイクを見るぐらいで良いという気持ちで来場しましたが、実際に跨ってみると各社公式HPのバイク画像では分からなかった特性を発見できて、とても良い機会でした。
このようなバイクの大規模イベントで実際に跨って購入を検討するのは、一番良い選び方ではないかと思いました。
私はバイクを購入する際に、足つきが気になっていて、SUZUKI製はシート高が高めだった理由でYAMAHAに絞り込みをしました。
バイクを購入する前にモーターサイクルショーに訪れていたら、足つきが意外と良いこととコスパの良さも検討してSUZUKIにしていたと思います。
私が今回のイベントで気に入ったバイクは以下の通り。
バイク名 | お気に入り点 |
---|---|
MT-07(YAMAHA) | MTシリーズの中では乗り心地◎ |
YZF-R25の紫色(YAMAHA) | 紫色が重要 |
Vストローム250(SUZUKI) | MT-25とほぼ同じ乗り心地で防風できる |
ジクサーSF250(SUZUKI) | 意外とネイキッドっぽい印象でコスパが良い |
次回もイベントがあれば…
日本4大バイクのうち、Honda と Kawasaki に訪れなかったので、次回もイベントに参加できるならこの2会社を中心にレポートしたいです。
どの時間帯も行列ができていたので、心房しそうです。。。
今回は淡々とした記事になったので、詳しい情報も紹介できればと思います。
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