当ブログはConoHa WINGで運営していますが、私はIT技術者なのでやる気があればConoHa VPSでブログ運営することも可能です。
それでも何故ConoHa WINGを選んだのか?
それはサイトを見てほしいという観点を考慮する場合、運営の管理が圧倒的に楽だからです。
ConoHa VPS と ConoHa WING でサイトを運営するにあたり、それぞれどのような違いがあるのか詳しく解説します。
ConoHa VPSとは何か?
ConoHa VPSは仮想プライベートサーバー(Virtual Private Server、VPS)のサービスです。VPSは、物理的なサーバーを仮想的に分割して複数の仮想サーバーを作成する技術であり、各仮想サーバーは独立して動作します。
分かりやすく解説すると、本来は物理的にハードウェア(PC)を用意して、そこにOSやソフトウェアなどをインストールして自分がやりたいことができるようにしなければなりませんが、ConoHa VPSでは自分でPCを用意しなくてもConoHaサービスが仮想的に用意してくれるということです。
VPSを利用するメリットは、コストの削減です。物理的にPCを用意しなくて済むことや、VPSサービスでインストール機能などのサポートが整っているので準備の手間がかかりません。
ConoHa VPSでは、以下の機能やサポートが整っています。
機能・サポート | |
---|---|
オールSSD | 仮想サーバーのストレージはすべてSSDなので処理が高速。 |
GPUサーバー | 大規模言語モデルや生成AIモデルの構築に適した最新超高速GPUを採用しているので、最新技術の画像生成AIなども得意。 |
豊富なテンプレート | ConoHa VPS契約後にWindows、LinuxといったOSやWordpress、Docker、GitLab、MongoDBなどのアプリケーションインストールが可能。 その他のテンプレート一覧はコチラ。 |
データ転送量による従量課金なし | ConoHa VPSは従量課金がないため、転送量を気にせず、月額料金だけで利用可能。 |
ロードバランサー | リクエストの多いwebサイトでも高速で安定した処理に対応。バランシングやヘルスチェックの設定も可能。 |
自動バックアップ | 週一回バックアップ取得され、最大3世代まで管理可能。 |
WordPress KUSANAGI | WordPressは「KUSANAGI」を採用。かんたんで便利な管理ツールのためセキュリティの観点も含めて扱いやすい。 |
API | VPSの構築やネットワークの設定などの管理が分かりやすく、効率良くサーバー管理・運用が可能。 |
\その他、すべての機能一覧はコチラ/
サイト運営はConoHa VPS と ConoHa Wingどちらがおすすめか?
ConoHa VPSとConoHa WINGはどちらもConoHaが提供するレンタルサーバーであり、Wordpressでサイト運営ができますが、個人のスキルや目的によって大きく変わります。
まず、ConoHa VPSは契約後にOSをインストールして、Wordpressに必要なソフトウェアなどをインストールするなど、サイト公開までの道のりが長いです。自由度の高いサーバー環境で高速な処理速度と安定した稼働率で快適なサイト運営ができる一方、時間と技術知識が多く必要となります。
それに対して、ConoHa WINGはWordPressに特化したサービスなので、契約後はすぐにWordpressの管理画面へ移動して、Wordpressの環境構築だけで済みます。つまり、サーバー自体のセキュリティやインストール作業をすることなく運営が始められ、IT知識がほとんどない状態でも丁寧な解説が公式サイトで紹介されているのですぐに開始できます。
項目 | ConoHa VPS | ConoHa WING |
---|---|---|
設定の簡単さ | 難しい | 簡単 |
自由度 | 高い | 低い |
費用 | 高い | 安い |
IT知識 | 必要 | 不要 |
WordPressに対しての サポート | 標準 | 充実 |
機能 | ConoHa VPS | ConoHa WING |
---|---|---|
時間課金 | ○ | ✕ |
テンプレート | ○ | ○ |
GPUサーバー | ○ | ✕ |
WordPress | ○ | ○ (KUSANAGI) |
スタートアップスクリプト | ○ | ✕ |
コントロールパネル | ConoHaコントロールパネル | WINGパネル |
DNSサーバー | ○ | ○ |
プライベートネットワーク | ○ | ✕ |
スケールアップ | ○ | ✕ |
スケールアウト | ○ | ✕ |
オールSSD | ○ | ○ |
API | ○ | ✕ |
OpenStack | ○ | ✕ |
LAMP | ○ | ○ |
転送量課金なし | ○ | ○ |
ConoHaチャージ | ○ | ○ |
なお、ConoHa VPSでもWordpressをインストールしてサイト運営している人も多くいます。ConoHa VPSではその実績No.1を公表しています。
ConoHa VPSは、日本マーケティングリサーチ機構による調査で「ITエンジニアが使いたいVPS」「WordPress「KUSANAGI」利用者がおすすめするVPS」の部門において2年連続でNo.1を獲得しています。
引用元:ConoHa VPS
ConoHa VPS と ConoHa Wing の料金について
ConoHa VPSの12ヶ月料金は以下のとおりです。
ConoHa Wingの12ヶ月料金は以下の通りです。
当サイトはConoHa WINGで運営していますが、ベーシックプランです。
ベーシックプランはConoHa VPSに置き換えるとメモリ8GBプランに該当しますが、月額2,000円以上かかります。しかし、個人で利用する分にはメモリ8GBプランは多すぎる方です。
ConoHa VPSで個人サイト・ブログ運営する場合は2GBで十分です。2GBなら月額700円以下なので、ConoHa Wingのベーシックプランよりお得となります。
IT知識が必要であるものの、安く済ませたいならConoHa VPSがおすすめです。
サイトを手っ取り早く運用したい場合はConoHa Wingがおすすめです。
まとめ:手っ取り早く運用したい場合はConoHa WINGがおすすめ
どちらが適しているかは、個々のニーズや技術的なスキルによって異なります。
技術的な知識が豊富であり、よりカスタマイズ性を求める場合はConoHa VPSが良いですが、手軽にウェブサイトを立ち上げたい場合はConoHa WINGがオススメです。
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