私は年に数回、eイヤホン(大須店)というイヤホン・ヘッドホン専門店へ訪れて、持っているNW-A100シリーズのウォークマンで好きな音楽でイヤホンの音質を聴き比べしているのですが、利便性と音質両方を兼ね備えたイヤホンの欲しさに悩みすぎて、3年ほどイヤホンを購入していませんでした。
そんな中、Googleが2022年7月28日に Google Pixel Buds Pro を発売。
これに興味を持ったのがPixel Watchの発売日、10月13日にGoogle公式通販を開いた時でした。
公式通販に記載されていたスペックを確認すると、以前のバージョンより性能が大きく感じられて、利便性も高そうだったので思い切って購入しました。
今回はGoogle公式通販での購入から到着・開封・Pixel 6 Pro(最近のPixelスマホ)との連携についてレビューをします。
Google公式通販でPixel Buds Proを注文してから届くまでの日数
Google Pixel Buds Proを注文したのは2020年10月17日17時頃。
発送されたのは3日後の10月20日でした。
以前にPixel 6 Proを購入した時と同様で、発送が遅いですね…
これまでもGoogle公式通販を何度か利用しましたが、全てにおいて発送が2日後以降と遅かったので、急ぎで手に入れたい場合は他の通販を利用した方が良さそうです。
※Pixel 6 Proについては発売直後に注文したので、注文から到着までに1週間以上かかりました。
Google Pixel Buds Proを開封
手元に届いたので、中身を確認しました。
内容物の確認
最初にパッケージから取り出した状態について。
いきなりイヤホンケースが見えました。
パッケージについて、裏に未開封シールが貼られているので、これを剥がして上部の箱を上へ上げるだけで開封ができたので、取り出しやすかったです。
本体の下にも物があるので取り出しました。
大きさの違うイヤーピースと説明書が入っていました。
ケーブル類は入っていないので、充電のためのUSB Type-Cケーブルを持っていない人は購入が必要になります。
青色の冊子は操作説明書で、注意事項の冊子と合わせて2冊あります。
日本語以外の言語も記載。
操作説明書は主に接続に関する説明で単純な内容でした。
イラストが大きくて分かりやすい。
注意事項の冊子については家電製品と同様で細かい説明でした。
文字が小さくて読みづらい…
それでも安全に関わる内容なので、”注意事項”はしっかり読みます。
イヤーピースについて、環境に考慮しているのか筒は紙製でした。
上下それぞれ大きさの違うイヤーピースが入っています。
取り出しやすいですが、濡れた手で触るのは禁物。
本体とワイヤレスイヤホンについて
イヤホンケースを開けるとメインのワイヤレスイヤホンが入っていました。
ワイヤレスイヤホンは取り出しやすくて、ケースの開閉も違和感がありません。
ケースとイヤホンに磁石が入っているので、ケースにしまう時もスムーズにできます。
イヤホンの裏は左右の頭文字が大きく印字されていました。
デザインも良いですが使い勝手の良さは個人的に評価が高いです。
イヤホンケースの底にはUSB Type-Cの差込口があります。
ケースの充電時はここに差し込みます。
差込口の上部にあるボタンは機器とのBluetooth接続ボタンになります。
Google Pixel 6 Pro(Pixelスマホ)との連携について
内容物を確認した後、早速耳に装着しました。
手元に置いていたPixelスマホを確認したところ、何も操作をしていないのにいきなりセットアップ画面が表示されて、その指示に従って設定と操作の確認をしました。
接続ボタンをタップするとPixelのBluetoothがONになり、イヤホンと接続が完了しました。
続けて、セットアップ画面に移り、色々設定します。
装着しながら進めると、耳の環境調査のために装着が求められて、音源が流れます。
20秒の音源が流れました。
和やかな音源ですがとても大きな音だったので、普段小さめの音で聞いている人には結構きついと思います。
一番目立ったセットアップ画面はイヤホンのタッチ操作の設定です。
これを見るだけでイヤホン操作が分かります。
“長押し”操作をした時に何をするのか? の設定が変えられます。
※外部音取り込み、ノイズキャンセリング、Googleアシスタントの呼び出しができます。
その他、イヤホン置き忘れ防止の機能とGoogleアシスタントの利用同意画面が表示されました。
イヤホン操作でGoogleアシスタントの機能が使えるのは魅力的です。
指示を出す場面では活躍できそうですね。
最後に、デバイスの詳細画面が表示されました。
これまでセットアップした情報が見られます。
イヤホンの充電情報も確認ができて、充電量が見られます。届いた時の充電量は100%でした。
ケースの充電情報について、ケースにイヤホンを入れている状態でなければケースの充電量が表示されません。
Pixelスマホ以外での接続を試した
pixel以外の機器だと自動接続をしないので、イヤホンをケースに入れた状態で、ケースのボタンを長押しして接続を行います。
SONYのウォークマン(NW-A100シリーズ)を持っているので接続を試しました。
Bluetoothの追加画面で”Pixel Buds Pro”の表示に時間がかかりましたが、特に問題ありませんでした。
Bluetoothが搭載されているPCでも接続ができました。こちらもデバイス表示で時間がかかりました。
一度、接続ができると今後は自動接続ができます。
いくつかのデバイスのBluetoothがONになっていると、接続してほしいデバイスとは接続できない時があるので、設定画面を開かなければならない時があります。
複数のデバイスでイヤホンを使用する場合は注意するべき点だと思いました。
使用の感想
セットアップ完了後に使用した感想をまとめます。
★良かった点
- 装着・操作がしやすく、フィット感も高い。(eイヤホンで多くのイヤホンを試した比較)
- 首を振ってもイヤホンが外れない。
- メリハリのある音楽には最適ではっきり聞こえ、ウォークマンとの相性も良い。
- 外部音取り込み機能により、外の音もはっきり聞こえる。
- ノイズキャンセリングでは換気扇や洗濯機等の生活音をシャットダウンしてくれる。
- イヤホンだけでGoogleアシスタントが使える。
★懸念点
- 風がある場所で外部音取り込み機能を使うと風切り音が大きくて使用しづらい。
- pixel以外のBluetoothの接続では接続完了まで時間がかかる。(Bluetooth画面でデバイス追加表示が他のデバイスより遅い。)
- 音質の悪い音源(MP3の96kbpsなど)だと他のイヤホンと比べて悪く聞こえる。
- PCとのBluetooth接続で、バージョンが4.0以下だと音質どころか接続がよく切れる。(最新の5.0は接続は切れないが音質はイマイチ)
まとめ:音質と利便性の両方が備わったワイヤレスイヤホン
届いてから2日間、多様な音楽を聞いたり接続の環境等で体感した結果、高性能なイヤホンでした。
試聴せずに購入して不安がありましたが、公式サイトが説明している通りの仕様で満足しています。
音楽を楽しむ のと Googleアシスタントの利便性 の両方を駆使したい人にはおすすめしたいワイヤレスイヤホンです。
特に私のようなpixelスマホを所持している人には使い勝手が良いと思います。